環境童話の家にアクセスしていただき有難う御座います。
環境保護童話と言っても、あまりピンとこないでしょうが，要約すれば自然を大切にする
心を童話の中にいれた物語ということです。
自然環境を守ることは、自然界を生き抜いていく為、先人達が、必要不可欠な技術として伝承
されてきたことです。
しかし、現代社会のほとんどの人間、特に都会に住む大量にエネルギーを消費し、大量のゴミを
生み出す都会の人間には、自然に触れ合うこともなく、なんの危機感も感ずることも無く生活を
送ることが出来ます。
昔は、水を得る為、川に行き、清らかな水を見て、これなら飲めると判断し飲み水としました。だから
もし、川を汚す者がいれば、生活の為にその者と戦いました。
山の幸を得る為には、下草を刈ったり山をきれいに管理しました。
狩をする場合は、動物の死と引き換えに自分の命があることを、動物に感謝しその肉を無駄なく
食しました。
現在もその原理は、不変であって永遠の原則である筈なのですが、産業革命という大量生産時代
がくると、自分の目で川を見ることなく水が飲め、山の下草を刈らなくてもきのこを食べ、自分で獲物
を殺すことも無く何でも食することが出来るようになりました。
都会に住む子供達に、どうすれば小さな頃から自然を大切にする心を育めることが出来るのでしょうｊか。
出来るなら、子供達を自然環境の中に置き育てていけば、我々の出る場など無く、子供達は何もしなくても
多くのことを身に付けていくでしょうが、それは、なかなか叶わぬ希望です。
真っ暗闇の宇宙の中に、ポッカリと浮かんでいる地球を想像してみて下さい。
宇宙の広さからすれば、本当に小さな星です。
この小さな星を汚しているのは、誰でしょうか。欲深い人間は、地球の資源が足りないと、本気で月や火星
の資源を将来的に利用できないかと考えています。
科学進歩も理解出来ますが、その前に今ある地球資源を如何に効率よく使い、子供や孫に残していくかが、
今、大切な課題ではないのでしょうか。
環境保護童話を書くにあたって、私は、宗教も国境もこえ、世界の子供達が、世界の童話作家達によって
書かれた環境保護童話により、より良い地球環境になることを願います。
私の書いた童話を参考にして、新しい童話を書かれるのもいいでしょう。
私の童話を印刷するのもいいでしょう。
誰かに私のホームページを紹介してくれてもいいでしょう。
まあ、どうにか、ここから起点になり、少しでも誰かが環境童話を子供達に読んで問題を問うてくれれば幸い
です。
　　　　　　　　　　　　　　吉藤　　正樹　　　　　　　　　　　　　　有無同然